nikeeshi のコーディング記

コーディングの成果をはっつけるとこ。このブログにあるソースコードはNYSL Version 0.9982に従い公開します(2014/06/18)。

Googleの検索エンジンに期待を抱きすぎているのかもしれない

愚痴を書きます。

今日僕はこんな問題に直面しました。

問題

研究室のPC上のgvimTeXで書かれたファイルを開くとTeXのコマンドの先頭はバックスラッシュで表示されます。

しかし、家のPC上のgvimで同じファイルを開くとコマンドの先頭は円マークで表示されます。

そこで、家のPCでもバックスラッシュを表示されるようにしたいのですが、どうしたらよいでしょうか。


円マークとバックスラッシュはWindowsでは同じ文字コードを使っているはずなので、見る側の問題であると推測できます。

見る側、つまり2つのマシンに乗っているvimの設定が違うのではないかと推測しました。

ここでGoogle検索エンジンにご登場ねがおうではないか!!

さぞ当意即妙な解決策を提示してくれたまえ!!!!!

Googleの検索窓に検索クエリを打ち込みます。

一回目のトライ「vim backslash」

f:id:nikeeshi:20160701123836p:plain

さあ英語のページばかり出てきました。

この問題は日本語と韓国語(たぶん)特有の問題なので、英語のページには解決策はないと予測できます。

ここで二つの選択肢

  1. 日本語のページしかでてこない設定にする

  2. 日本語の検索語を使う

今回は2番を使いました。

二回目のトライ「vim バックスラッシュ」

f:id:nikeeshi:20160701124220p:plain

さてと、バックスラッシュを軸に考えると二種類の話題があることがわかります。

  1. バックスラッシュの入力方法

  2. バックスラッシュのコマンドとしての使い方

(実はここで4番目のサイトが正解なわけですが、見落としてました。人間はミスをする生き物です。)

1番目について、「Mac」の話であることが分かります。

Mac上では円マークとバックスラッシュは打ち分けることができるという知識はあらかじめありましたので、これは違うと思いました。

2番目も、vim上でバックスラッシュを使うとキーワード検索ができるのですが、これも求めているのと違います。

きっとこのふたつの話題に埋もれてるのではないかと考え検索語を追加していきます。

まず、「バックスラッシュ」だけではなく「円マーク」も検索語に入れれば、2番目ははじけます。

それに「Mac」の話ではなく「Windows」の話が知りたいので、「-Mac」を検索語に入れます。

三回目のトライ「vim 円マーク バックスラッシュ -mac

f:id:nikeeshi:20160701125512p:plain

聞いてください。Googleが検索語を無視し始めました。

上から順に見ていきますね。

  1. メタ文字の話が知りたいわけではないですので、却下!

  2. vim」を無視されました!却下!(ただし文字コードの知識を入れるのには役にたちますね)

  3. 「円マーク」の「円」を無視されました!そんな無視の仕方があるのでしょうか?新発見です。却下!

  4. どうやら同じような問題に引っかかっている人らしいですね。中を覗いてみると、なんとMacの話でした!!Macはじいたやろ!!却下!!

  5. vim」の類似語である「vi」がタグ一覧のところに引っかかっています!本文と関係ないところに引っ掛けるのやめて!!却下!!(中を覗いてみるとこれが正解なんですが、外からじゃわかりません)

  6. vim」どこ行った。却下!!

全然だめでした。検索語をいれすぎると無視され始めるんですね。

さて、やけくそで4回目のトライ行ってみましょうか!

四回目のトライ「windows10の上でgvimでバックスラッシュが円マークになる」

結果省略。

もうだめだあああああああ。

言いたいこと

一部の人はすぐ「ググれ」だの「ググれカス」だの言いますが、上でみたようにGoogle検索エンジンは万能ではないです。

検索エンジンを使って目的のページを出すには、調べたい分野の知識が絶対必要になります。

答えがわかってる人ほど目的のページを見つけやすく、答えが知りたい人には目的のページは見つからないんだよ

「ググれカス」とかいうやつくたばれ!!!!!!!!

あとがき

ちなみにたぶんこの問題はvimのフォントを変えると解決すると思われるので、フォントの設定を見直しましょう。